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もしもの為に、水害対策で徹底すべきこと(水害多発地域向け)

もしもの為に、水害対策で徹底すべきこと(水害多発地域向け)

もしもの為に、水害対策で徹底すべきこと(水害多発地域向け)

もしもの為に、水害対策で徹底すべきこと 家庭編

【ハザードマップを確認】
各自治体では水害のハザードマップを作っています。水害多発地域にお住まいの方は、このハザードマップをチェックして、自分の家や周りの水害リスクを把握しておきましょう。ハザードマップには、大規模な水害が発生した時の浸水範囲や避難所、避難ルートなどが記載されています。この情報を確認した上で自宅の備えをし、水害時の行動を考えることが大切です。

【避難場所、避難ルートを確認する】
避難経路が本当に安全か?実際に歩いて安全や所要時間を確認しておきましょう。また避難経路が使えなかった場合、他の経路を通って避難場所に行く方法があるかも確認しておきましょう。

【非常持ち出し袋を準備する】
避難する時にすぐに持ち出せるように、貴重品や非常用食料などを非常用持ち出し袋(リュクなど)に入れて準備しておきましょう。持ち出し品は家族構成によって異なってきます。乳児がいる場合は、粉ミルク、哺乳びん、紙おむつなども準備しましょう。
<持ち出し品の例>
・食料品(飲料水、非常用食品)
・お金・貴重品(現金、貯金通帳、印鑑、健康保険証など)
・医薬品(救急医薬品、常備薬)
・衣類(下着、雨具、タオル、多少の着替え)
・その他(懐中電灯、水筒、ラジオ、防災ずきん、ヘルメット、ゴミ袋)

【家族の連絡方法を決めておく】
家族が離れているときに避難勧告が出されることもありますので、家族の互いの安否を確認する方法を決めておきましょう。通信会社では電話、インターネットを使った「災害用伝言サービス」を提供していますので、活用するとよいでしょう。なお、「水害多発地域」にお住まいの方は、台風や大雨が予報されたら気象情報や河川情報をこまめにチェックし、避難勧告が発令されたら早めに避難を開始しましょう。



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もしもの為に、水害対策で徹底すべきこと 自治会・町内会編(水害多発地域向け)

水害が発しした場合、「自助」の次に大事になるのが「共助」です。「共助」の中心となるのは水防団(消防団)と自治会であり、水害による被害を最小限に食い止めるために、日頃から地域住民と協力して水害対策に当たります。

①水防団(消防団)
地域の水害対策の中心となるのは水防団(消防団)です。水防団を独自に持つ地域は少なく、消防団が水防団を兼ねている地域が多いです。

【日常的な取り組み】
水防団(消防団)は地域からの希望者によって構成されており、身分は非常勤の特別職地方公務員です。仕事を持っている方がほとんどで、日頃は土のうの積み方や堤防の応急補修方法などを学び、いざという時に備えます。水防活動に必要な資機材を調達管理し水防訓練も行います。

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【水害の危険性がある場合】
大雨や台風が接近し水害の危険性がある場合は、地域をパトロールし、地域住民に注意をうながし、土のうを積んで堤防を守ります。また避難勧告が出されると、住民に声をかけて避難を誘導します。

②自治会
自治会の役割は市町村と住民の橋渡しです。

【日常的な取り組み】
地域住民にハザードマップを周知徹底して、避難場所、避難方法を伝え、水害時非常持出品の準備を促します。ひとりで避難することがむつかしいお年寄りや障害者を日頃から把握しておきます。また、水防団(消防団)と協力して防災訓練を行います。地域活動に必要になる資機材は、地震対策と同様のものを当てますが、足りないものがあれば地域に合わせて購入準備しておきましょう。資機材は定期的に点検をして、取り扱い方の練習をしておきましょう。

【水害の危険性がある場合】
自治会も水防団(消防団)と協力して、避難し遅れている方がいないか?声をかけて避難を促します。自治会名簿による住民の安否確認も行ないます。

【避難所の開設・運営など】
自治会が中心となって避難所の開設と運営を行い、必要に応じて炊き出しも行います。

福岡県豪雨と近年の豪雨災害の傾向

【福岡県豪雨】
平成29年7月、福岡県と大分県を中心とする集中豪雨(九州北部豪雨)が発生し、朝倉市の山間部では気象観測史上で最大級の集中豪雨となりました。河川の氾濫、土砂崩れ、500棟以上の住宅被害、死者行方不明者約40人の深刻な被害が発生し、50万人以上に避難指示や避難勧告が出され、両県の合計29地区の集落が一時孤立状態となりました。

【水害の多い日本】
雨の多い日本では、毎年どこかで大雨、河川の氾濫などが起こり、住宅、人命に甚大な被害を及ぼしています。政府発表によると全国の95%以上の市区町村で10年間に1回は水害が発生しており、その半数の市区町村では10年間に10回以上の水害が発生しているようです。数十年前に比べれば治山、治水の防災対策は進み、河川の氾濫による水害は起こりにくくなったようですが、それでも毎年のように豪雨被害が発生しており、厳しい自然との闘いが繰り広げられています。

【都市型水害、ゲリラ豪雨】
水害の発生は6~7月の梅雨や8~9月の台風シーズンに集中していますが、近年は都市型と呼ばれる水害が増えてきました。人や家屋が過密化した都市で中小河川の氾濫や土砂災害による死傷者が発生するケースが増えてきているとともに、ゲリラ豪雨と呼ばれる1時間当たり50mmを越える雨量の豪雨が増加しています。
単独の積乱雲により、数十分の短い時間、狭い地域に局地的大雨が降ることにより、狭い範囲に大きな被害を発生させます。本年7~8月にも関東各地は何度もゲリラ豪雨に襲われ、冠水被害が発生し、鉄道などの交通網が大きく乱れました。舗装が進んでいる都市部では、大量の雨が集中して降ると浸水を引き起こしやすく、地下街や地下鉄には多量の雨が一気に流れ込みます。人や家屋、都市機能が集中している都市部にひとたび災害が起きれば、広い範囲に被害が波及していきます。

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