『ライフライン施設対策』
今回は「ライフライン施設対策」について学んでいきましょう。
まずライフライン施設とは何か
→水道、下水道、電気、都市ガス、鉄道、電話(通信)、放送、廃棄物処理の施設のことを言います。元は英語で「命綱」の意味ですが、日本では生活に必須なインフラ設備を表す語となります。
(一般対策計画 第2章 災害予防 第31節 ライフライン施設対策 P81参照)
◆方針
ライフライン施設は、日常生活及び産業活動上欠くことのできないものであることから、災 害発生時における各施設の被害を最小限にとどめるため、被害軽減のための諸施策を実施し、 万全な予防措置を講ずる。 ライフライン施設の機能の確保策を講ずるに当たっては、大規模な風水害が発生した場合の 被害想定を行い、想定結果に基づいた主要設備の風水害に対する安全性の確保、災害後の復旧 体制の整備、資機材の備蓄等を行うものとする
◆実施内容 (以下省略)
(10)ライフラインの代替機能の確保
県及び市町村は、ライフラインの機能に支障が生じた場合に備え、代替機能(ライフラインからの自立機能)の確保に努めるものとする。
a.避難所その他公共施設での井戸の堀削
b.飲料水の貯留が可能な貯水槽の設置
c.避難所その他公共施設への自家発電装置の設置
d.避難所へのプロパンガス及びその設備の備え付け
e.仮設トイレ、バキュームカーの配備(業者との協定)
f.各種通信メディアの活用…アマチュア無線、タクシー無線、インターネット
g.新エネルギーシステムの導入
日常生活に必要な水道やガス、電気が止まったら非常に困りますよね。
そうなる前に代わりになるものを用意しておいたほうが安心ですね。
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